Selasa, 16 November 2010

放して・・いいよね?! 25

理恵ちゃんは俺の部屋でパソコンで何かを打っている。俺が部屋に入ったことを気が付いたら、パソコンを運ぼうとしている。

「なんで移動しなきゃいけないんだ?」

「理恵が邪魔だから。」

「だから、ここでいいって言ってたじゃない。」

運ぼうとすることをやめた、理恵のやつ。で、今度はイヤホーンかよ。

俺が左耳のイヤホーンを外せた。

「俺さ、理恵ちゃん、明後日から福岡。1週間。」

「そう。行ってらっしゃい。」

落ち着け、俺。

「一緒に行かない?」

意外だったな、それは。ッけ、あいつの反応も予想外だった。

「心配することないよ。理恵は理香さんのこと何もしないから。あ、理恵もちゃんとご飯食べるから。」

もう、面倒くさい。俺があいつを引っ張って抱いた。

理恵ちゃんは何も言ってくれなかった。放そうともしなかった。一晩中、いや、それは大げさかも。アイツが寝てしまったまで、1時間もそんなポーズだった。

っていうかなんで寝てたんだよ。

翌日、やっぱ福岡に行ってしまった、理恵を連れずに。

放して・・いいよね?! 24

理香ちゃんに言い訳を求めに行った次の日。

「前から知っていたよ、アンタ達のこと。松村君のお父さんから聞いた。やっぱ息子の『幸せ』のためって、邪魔なんか消すもんよね。あの時は『私松村君と遊んでただけだから別にいいわよ』とか言っちゃってさ。

「でも私後悔していた。やっぱ、松村君がいないと私の人生、意味ないみたい。私のところに戻ってほしい。」

でもこんなやり方って理恵ちゃんを傷つけるんだよ。

「ひどいやり方でも、さりげないやり方でも結果は同じよ。理恵花ちゃんは傷つくってことでしょう。このやり方で一番早くて簡単さ。」

そう言われても理恵ちゃんがかわいそう。傷つけるためにアイツと結婚するんじゃなかったのに。アイツを泣かせるために笑わせるんじゃなかったのに。

「考えといて!1週間、福岡で、十分でしょう。」