Jumat, 03 Desember 2010
放して・・いいよね?! 番外編
放して・・いいよね?! 31
偶然なのか、予感なのか、よく分からないが、今理恵ちゃんとやっと会えた。理恵ちゃんのアパートで。
見つかった時、理恵ちゃんはベランダの窓に片を寄って、ボーとしている。顔に何も表情を一切出していない。俺が理恵ちゃんを近寄って、そばに座った。
その時、理恵ちゃんは意外な行動を取った。彼女は俺の肩に寄った。
「私がいなくなったら…どうする?」
それも意外な発言だった。
俺もよく分からないが、頭の中に今まで理恵ちゃんとの時間を急に浮かんで来た。大した思い出じゃないばかりだけど、なんだか愛しく感じる。
理恵ちゃんがいなくなったら、俺・・・どうする?
そうなったら、こうするしかない。
「少し聞きたいことあるんだけど、彼と別れたのはそんなに悲しかったか。」
答えてくれるかな。「やっぱり」とか言わせる答えじゃないといいんだけど。いや、あれだったら答えなくていいから。そもそもなぜ俺そんなことを聞いてしまったのか。
「俺のことを放さないで!」
次に出た発言も意外だった。だけど、それは俺の口から出したため、その意外さを増やした。
やっぱり、理恵ちゃんもその意外な発言にビックリさせた。
どうする、俺。もう言ってしまったよ。勇気を出して、理恵ちゃんに視線を向けた。
「君を一生見失いたくない。それだけの理由だ、俺が今持っているのは。それでも駄目?」
返事なしけど、・・・へ、いきなりキス!!!
理恵ちゃん。
理恵ちゃん。
理恵ちゃん。
この気持ちは止まらない。止めたくない。この唇、この小さな掌、一生放さないから。
放して・・いいよね?! 30
3日間も経ったが、理恵のヤツ俺のところに帰ってこない。今まで100回も電話かけてみたが全然出てこない。理恵のアパートまで来たが、あそこにも帰ってないって、管理人さんから聞いた。もしかして元彼のところに。
とうとうここに来たな、俺。理恵ちゃんが通っている大学。でも、一体どこから探し始めばいいか分からない。あ、確かにあれは理恵ちゃんの友人である・・・
「ニサさん・・・ですよね。」
俺たちは人多くない場所に移動しようとして、見つかったのはこのカフェだった。
時間ないんで、「最近理恵花と会ったんですか?」
「昨日までは図書館で理恵ちゃんをよく見かけたんですけど…」
何なんだ、この。その呼び方は俺だけの権利だよ。
「…なんか勉強中だから、声かけませんでした。」
勉強できるの、こんな時に。さっすが変なヤツだな。
「やっぱいなくなると、気付くんですよね、その人の大事さということが。」
ギャフン。
「私が言うのも変ですけど、理恵ちゃんは元彼のとこに戻りませんよ。」
「なんで、そんなこと分かるんですか。」
何も答えないまま彼女は行ってしまった。謎深い女だ。ま、理恵ちゃんもそうだけど。
一体どこに行っているんだろう。
思わず、俺は俺の携帯の待ち受け画面に設定した理恵ちゃんの写真を見つめた。昔理恵ちゃんが最後の全国旅行に行っている時の写真だった。
この一枚の写真が俺の人生を変えた。
思い出したぞ、俺は理恵を放したくない理由。
放して・・いいよね?! 29
目が覚めた時、すっかり朝になった。部屋中探しても見つからないからみて、理恵ちゃんはもう行ったみたい。
こたつの上に何かのメモが置いていた。アイツからのメッセージだ。
「頭、少し冷やしに行ってきます。」
ヤベー。もうこんな時間だ。急がないと。
またやばいことに、大事なこと忘れた。1週間の期限が来た。だから今日理香ちゃんに呼び出されるはず。という訳で、電車の中でこんなことを考えてしまった。
理恵ちゃんにあんな約束をしたすぐに破れ、理香ちゃんのところに戻るなんて、さすがにあれはしない。
待てよ、俺!
本当に理香ちゃんのところに戻りたいのか。確かに昔は里香ちゃんをゲットするにはあんなに必死にやっていた。なのに、それはもう諦めた。理恵ちゃんと会う前に、俺はもう理香ちゃんのことは。
やっぱ俺も頭を少し冷やそうか。
幸いなことに、理香ちゃんは出勤で1週間も海外で行かなきゃいけなくなった。時間はまだあるんだな、こうなったら。
放して・・いいよね?! 28
「ごめんなさい」
涙、その小さな掌から出てた血、そしてその言葉しか口に出さなくて、痛みを表わす言葉とか一切も言っていない理恵ちゃんを見ていられなかった。落とすのではなく、何らかの理由でそのものが落ちたことを俺は信じる。
包帯を傷口に完全に巻いた後、理恵ちゃんのその小さな体を俺が抱きしめた。
「怒ってんだろう。思い存分俺を叱ってくれ。理恵ちゃんを悲しませる真似は絶対しないから。俺、理恵ちゃんを一生放せないから。」
はっきり言うと、俺もなぜあのこと言ってしまった理由分からない。やっぱ俺、同情しているのか。同情しているのなら、もはやアイツをキープなんてすべきじゃないかな。その同情でまた理恵ちゃんを傷つけるだろう。
この前みたいに理恵ちゃんは何も言わないで、放そうともせずに、そのまま寝てしまった。
「一体俺にどうしてほしい、理恵ちゃん?」
しばらくしたら、結局俺もあの場でそのまま寝てしまった。
放して・・いいよね?! 27
「兄・・・ちゃん?」
後ろから理恵ちゃんの声が聞こえた。
いい眺めだろう。元彼と現在の夫と今「ケンカの最中」っていう状況だ。
「なんだ、見つかったか?」
シーンとなった。
コイツ、名前は知らない。ってか自己紹介もしてないんだな。
「俺さ、君を奪おうとするところ。この兄ちゃん本気じゃないみたいからさ。」
本気であろうがではないがお前には関係のないことだろうが。
さりげなく理恵ちゃんはこの言葉を口に出した。
「続けてもかまわないから。」
部屋の中入っちゃった、俺達を二人で置いたまま。
「ああ、やっぱ理恵花のそういうところは嫌だな。もういいや。お前にやる。」
何を言ってるのかはさっぱり分からない俺だった。
部屋に入った時、理恵は床で座っていた。ガラスの破片が彼女の前に散らかっている。俺が高校の時優勝した全国剣道大会の賞を理恵ちゃんが落としたようだ。
放して・・いいよね?! 26
「心配」という言葉が頭から離れられない。無理やりにアイツを福岡に連れて行った方がずっとよかった気がしていた。
だから、アパートに帰った時、「お帰り」ってアイツが言った瞬間、アイツを抱きたくなるぐらいほっとした。
でも、ぬくもりが感じた言葉はそれきりだった。次はアイツ冷たい態度を取った。ま、同じ部屋にいるのに全然俺に話しかけないのは冷たいと言えるから。
「理恵ちゃん!」
今度の邪魔は電話かよ。
「もしもし。うん。」
こそこそしやがってんだな。
「ちょっと出かけてくる。」
出かけてくる?電話した人に会うことに違いない。誰?元彼?仲直りでもさせられる?理恵があの男のとこに戻るか、俺がいるのに?理恵があんな女じゃないよな、きっと。
でも、本当にそうじゃない女なのかな?1か月間結婚しているとはいえ、俺、理恵のこと何も知らないし、知るように頑張ろうともしない。本当に夫なの、俺って。
あああ、何心配してるんだよ。別にいいじゃない元彼に会っても。俺も元の彼女にさんざん会ってるし。
それを考えている間、俺は外に出ようとしてしまった。やはり理恵をあの人に会わせたくない。
外を出て、理恵ちゃんを追いかけようとすると、誰かが俺の部屋の前に立っている。
「お前か、理恵花の夫ってやつ?」
あの男からなんだか憎みを感じた。
分かった。こいつか、理恵の元彼ってやつ。彼女に会うんじゃなかったのか。
「本気じゃなさそうね、理恵花のこと。」
答えの分からない質問を投げられてもどう答えばいいのか分からないんだよ。
やっとコイツ俺に向かって話す気になった。中々イケメンだな。
「本気じゃないならアイツを迷わせるなよ。アイツのこと、俺は本気だから。」
Selasa, 16 November 2010
放して・・いいよね?! 25
理恵ちゃんは俺の部屋でパソコンで何かを打っている。俺が部屋に入ったことを気が付いたら、パソコンを運ぼうとしている。
「なんで移動しなきゃいけないんだ?」
「理恵が邪魔だから。」
「だから、ここでいいって言ってたじゃない。」
運ぼうとすることをやめた、理恵のやつ。で、今度はイヤホーンかよ。
俺が左耳のイヤホーンを外せた。
「俺さ、理恵ちゃん、明後日から福岡。1週間。」
「そう。行ってらっしゃい。」
落ち着け、俺。
「一緒に行かない?」
意外だったな、それは。ッけ、あいつの反応も予想外だった。
「心配することないよ。理恵は理香さんのこと何もしないから。あ、理恵もちゃんとご飯食べるから。」
もう、面倒くさい。俺があいつを引っ張って抱いた。
理恵ちゃんは何も言ってくれなかった。放そうともしなかった。一晩中、いや、それは大げさかも。アイツが寝てしまったまで、1時間もそんなポーズだった。
っていうかなんで寝てたんだよ。
翌日、やっぱ福岡に行ってしまった、理恵を連れずに。
放して・・いいよね?! 24
理香ちゃんに言い訳を求めに行った次の日。
「前から知っていたよ、アンタ達のこと。松村君のお父さんから聞いた。やっぱ息子の『幸せ』のためって、邪魔なんか消すもんよね。あの時は『私松村君と遊んでただけだから別にいいわよ』とか言っちゃってさ。
「でも私後悔していた。やっぱ、松村君がいないと私の人生、意味ないみたい。私のところに戻ってほしい。」
でもこんなやり方って理恵ちゃんを傷つけるんだよ。
「ひどいやり方でも、さりげないやり方でも結果は同じよ。理恵花ちゃんは傷つくってことでしょう。このやり方で一番早くて簡単さ。」
そう言われても理恵ちゃんがかわいそう。傷つけるためにアイツと結婚するんじゃなかったのに。アイツを泣かせるために笑わせるんじゃなかったのに。
「考えといて!1週間、福岡で、十分でしょう。」
Sabtu, 30 Oktober 2010
放して・・いいよね?! 23
次に目が覚めた時、理恵ちゃんはもうベッドにいない。だいぶ良くなったからベッドからおりて、なんか食い物探そうとしている時、変なものが目に入った。
昨日、いや、あれはおとといの事件の時の写真、北海道に泊まっていた俺の部屋にいる俺と理香ちゃんとの抱いている、いや、正確には理香ちゃんが俺を無理やりに抱いている写真が何枚もテーブルに置いている。
理恵。
「兄ちゃん、おはよう。」
理恵。
何もなかったみたいに、理恵ちゃんがテーブルの椅子に座って、それしか言わなくて、テレビを見始めた。
「理恵…ちゃん。」
「少しビックリしたよ。」
それを言いながら、ちっとも俺のことを見てくれなかった。
「そんなはずじゃなかったとか言い出したりしてたが、あきらめた。やっぱ、兄ちゃんが理香さんのこと好きだったんだなって。」
「理恵ちゃん、俺…」
「少し、我慢してくれる?もう少し、卒業するから、それまで理恵のこと放さないでくれる。」
それは俺をビックリさせた。理恵ちゃんにもそんなとこあるんだな。
Kamis, 28 Oktober 2010
放して・・いいよね?! 22
目が覚めた時、もうすっかり夜になった。壁時計見ると、もう9時だ。
理恵ちゃんがまだ起きている。本を読みながら、俺を看病している…ようだ。俺を見て笑った。「おはよう」って。
次に、理恵ちゃんが作ってくれた粥を食わせてから、夜の薬を飲ませた。
「だいぶ下がったね、熱が。よし、早く寝た方がいいよ。」
理恵ちゃんが立とうとしているとき、俺は以外な行動をした。たぶん熱のせい。理恵ちゃんの手を握って、引きとめた。理恵ちゃんの目を見れねー。
「ここでいいから。」
言ってしまった、俺。ずっと言いたかった言葉やっと言えた。ずっとって…ま、とにかく今言えた。
理恵ちゃんはまた笑った。それをしながら、布団をかけた。横たわって、俺のほうに向いて、空いている左手で俺の頭をなでながら、こう言っていた。
「早く治ってよ、兄ちゃん。」
どうして。逆に俺は治りたくない。ずっとこうされてほしいから、理恵ちゃんに。
「こんな苦しんでいる兄ちゃんを見たくないの。」
俺はずっと一度も放せずに、理恵ちゃんの手を、しかも前よりもっと強く握って、そのまま寝てしまったようだった。
外は一晩中雨だった。
放して・・いいよね?! 21
ヤベ―。
慣れていない寒さで、風邪を引いて、治っていないくせに、夕べあまりにビックリしたから一晩中1人で飲んでしまって、朝起きたら、もうこんな状態だ。
本人が言い出したから、仕方なく、理香ちゃんに家まで送ってもらった。
「兄ちゃん、どうして。」
よく見えないが、理恵ちゃんが凄く俺のことを心配しているように聞こえている。
「風邪、そして飲み過ぎ。部屋どこ?」
理香ちゃんに俺の部屋まで送ったりしてもらったが、理恵ちゃんはそれを見るしかできなかった。最悪なことに俺は何もしてあげられなかった。
しばらくすると、理香ちゃんの携帯に会社からの電話が来て、やっと帰った。とたん、理恵ちゃんは俺のそばに座った。何分たったが、何も言えず、ずっと俺を見ている。
今度は、理恵ちゃんの携帯にメールが来た。友達からのメールだった。
「ちょっと行ってきます。」
何、今のは。俺のほっぺに…チュー???
放して・・いいよね?! 20
北海道の出勤やっと終わった。明日帰るんだな、理恵に会えるんだね。
な、なんで理香ちゃん俺の部屋にいる?しかも、帯の結んでいない浴衣で。入れねー。ってか近づけないでくれ。
「どうして。アタシを好きでしょう、松村君。今夜あなたの女になってあげるよ。」
いきなりキスされても、ずっと前から欲しがっていたキスされているのに、何らかの理由で意味のないキスしか感じられない。
あの時と違う。あの時は、ちょっとしたキスなのに、演技のキスだったのに…
自分から理香の行動をとめた。不思議なことに、俺はこう言えた。
「悪い。俺、もう結婚してる。だから、終わりにしよう。前から言わなくてすまん。」
女の子を傷つけたかもしれないな、俺。
Kamis, 14 Oktober 2010
放して・・いいよね?! 19
でもやっぱり言えた。なぜかというと、理恵ちゃんはまたムカつかせた発言をした。しかし最初の原因は俺だった。それはどうしても気になっていたことを聞いてしまったからだ。理恵ちゃんがベランダで一人で泣いたあの夜のこと。
「二年間ずっと付き合っていた人と別れちゃったから。」
アイツと離れたくないから泣いたのか。ってことは俺と結婚しても、まだ続けていたってことかよ。
マジムカつく。
まだ好きだったら、とっととアイツのとこに行け!
落ち着け、俺。やきもち焼いたみたいに見せるな。ってか焼いていないし。
「俺、帰るわ。1週間北海道だから。御馳走さま。」
よ~く考えると、俺も同様だ。俺の場合、まだ別れを告げていないが。その気あるかな、俺には。
放して・・いいよね?! 18
目が覚めた時、俺のそばに横たわって天井に見ている1人の女の子の姿が見えた。しかし、彼女が今泣いている。
「理恵ちゃん。」
「ゴメンなさい。」
なんかあった。やばい、まずい事でもしたか、俺。いや、夕べ酒飲まなかったし、凄く眠れた気がするし。じゃ、なぜ。二人で同じ布団で寝るのはそんなに…
「私達が寝ているところを友達に見られた。友人のくせに、結婚の話全然言ってくれなかったなんて。」
だったら同様だ。俺も言ってないが、友人にさえも。
「『人それぞれプライバシーがあるから、言ってくれないんだったら、あの人の勝手だから。アタシは別にいいよ。それより、おめでとう』って言ってくれたが、やっぱアタシって最低だね。」
思わず、俺は理恵ちゃんが涙を拭こうとしている手を引いて、理恵ちゃんのことを抱きしめてしまった。とたん、涙をもっと流させてしまったようだ。
理恵ちゃんによると、さっきここに来たのは二人、友人の二サさんと彼女のクラスメートのキムさんだった。キムという女の子は、俺達を見た二サの反応を見て、「友人なのに大事なことを言ってくれなかったなんて最低」って言っていたから、理恵ちゃんを泣かせた。
この状況って、いい夫として何かしてあげればいいのかな。
明日仕事で北海道に行くことになったことを言えねー。
Minggu, 26 September 2010
放して・・いいよね?! 17
理恵のやつ、今日も帰らない。
前と違って、今回は認めた。あいつが心配することを。だから、理恵ちゃんのアパートに来てしまった。直接、会社から。
今度は眺めが前と少し違う。机に散らかっている紙のことは同じ。窓が空いているのも同じ。でも今は、理恵ちゃんはベランダでボートしているではなく、干していた洗濯物を取っている。
「兄ちゃん。どうしてなの?」
お前のことが心配しいるということに気づいてないかよ。
「めし食ったか。」
机にある時計に指したのはもう10時だ。
「もうこんな時間?あ、ちょっとコンビニに」
「止せ。作ってやるよ。洗濯物を全部取れ!今夜台風が来るんだって」
本当は俺も帰らなきゃいけないが、よく分からないが、今晩だけはここで泊まってもらえないかなという…
「おいしい。なんで兄ちゃんが外食するの、こんなにおいしい料理を作れるのに。しかもはやっ!」
「忙しいから。」
今晩、理恵ちゃんと前みたいに、前って、ま、再会の時みたいに普通に話せる。よく分からないけど。
1時間後、台風がやっぱり来た。泊まるしかない。いや、正確には「泊まりたい」っていうかな。
理恵ちゃんは押し入れから布団を出し始めた。
「ちょっと、友達のとこに行ってくる。布団1人分しかないから。」
「いいんだよ、それでも。」
理恵ちゃんからの「へ」は聞こえてない。けど、ビックリさせたことははっきりだった。
「別にいいだろう。俺達もう夫婦だし。」
やっぱ、違和感だ。慣れてないな、1人の女の子が俺のそばに寝るのは。