目が覚めた時、俺のそばに横たわって天井に見ている1人の女の子の姿が見えた。しかし、彼女が今泣いている。
「理恵ちゃん。」
「ゴメンなさい。」
なんかあった。やばい、まずい事でもしたか、俺。いや、夕べ酒飲まなかったし、凄く眠れた気がするし。じゃ、なぜ。二人で同じ布団で寝るのはそんなに…
「私達が寝ているところを友達に見られた。友人のくせに、結婚の話全然言ってくれなかったなんて。」
だったら同様だ。俺も言ってないが、友人にさえも。
「『人それぞれプライバシーがあるから、言ってくれないんだったら、あの人の勝手だから。アタシは別にいいよ。それより、おめでとう』って言ってくれたが、やっぱアタシって最低だね。」
思わず、俺は理恵ちゃんが涙を拭こうとしている手を引いて、理恵ちゃんのことを抱きしめてしまった。とたん、涙をもっと流させてしまったようだ。
理恵ちゃんによると、さっきここに来たのは二人、友人の二サさんと彼女のクラスメートのキムさんだった。キムという女の子は、俺達を見た二サの反応を見て、「友人なのに大事なことを言ってくれなかったなんて最低」って言っていたから、理恵ちゃんを泣かせた。
この状況って、いい夫として何かしてあげればいいのかな。
明日仕事で北海道に行くことになったことを言えねー。
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