なんで今理恵ちゃんのアパートの前に立っている、俺?訳分からない。お前のせいだな、理恵ちゃん。
いや、訳ならちゃんとあるぞ。
このシーンの1時間前、俺はアパートに帰って、ドアを開けるとき、電気がついていない。やっぱ、昨日理恵ちゃんが言ったとおり、自分のアパートにある本とかを整理したいから、今日帰らないから、部屋に誰もいない訳だ。
部屋が急に非常に広く感じる。
で、今理恵ちゃんのとこの前に来て、今立っている訳だ。
何回ノックしても、理恵ちゃんはドアを中々開けてくれなかった。だから、ドアを開けようとした。
心配?!いや、これは確かめるだけだ。部屋の中に誰もいない。机の上に紙が散らかっている。
「理恵…ちゃん!」
アイツ…ベランダでボートしている。
「お前、何やってんだよ。」
昨日よりももっとムカついた。
「兄ちゃん。」
理恵ちゃんは間違いなく泣いていた。やばい、俺、何も知らずに、怒ってしまった。
「もしかして、お前、めし食ってないで、ずっと泣いてた?」
何を言っているんだよ、俺って。
思わず、理恵ちゃんの手をギュッと握って、外に連れて行った、答えを待たずに。
今度ははっきり訳がある。
昨日と同じ、「妻を食わせないように見えたくないからそうしてあげる」ということだ。別に心配なんか…
あいにく、理恵ちゃんを引っ張っているところを理香ちゃんに見られた。が、その時、俺は気づかなかった。翌日理香ちゃんにそれを確認しに来られてから知った。ヤベ―
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